【HTC 10(SIMフリー版)】まとめレビュー:1ヶ月使ってみて(バランスが良くて満足度の高い端末でした)

HTC10(SIMフリー版)を使い始めて1ヶ月以上が経過したので、使用感レビューをしてみたいと思います。

1.デザイン

どのメーカーでも主流な本体四隅が丸みを帯びた形状、前面ディスプレイには2.5Dガラスが採用されたデザイン。
同じく2.5Dガラスが使われているXperia X Performanceほど隅に光沢は無いです。

背面も丸みを帯びた形状になっているので、フラット形状の端末より手にフィットします。
出べそカメラレンズが気になりますが、他の端末よりもメタルの質感が高く、なにより好きなレッドカラーが採用されたこのデザインに満足しています。

デザインは過去の記事でも紹介しています。
【HTC 10】所有欲を満たしてくれるフルメタルボディ。HTC10(SIMフリー版)開封・外観レビュー

2.ディスプレイ

HTC 10のディスプレイ解像度は、フルHDよりも高解像度なWQHD(2,560×1,440)。
フルHDよりもどれだけ鮮明かと言われると正直私には違いはよく分かりませんが、綺麗なのは間違いないです。屋外でも視認性は高いです。

3.カメラ

リアカメラ1,200万画素、フロントカメラ500万画素で画素数だけみると低スペックの様に見られるかもしれませんが、1ピクセル毎に大きく面積を取ったイメージセンサーが使われているので明るく鮮明な写真を撮ることができます。また、リアカメラとフロントカメラどちらにも光学式手ぶれ補正が搭載されています。

カメラ性能を評価するDxoMarkのモバイル部門では、Galaxy S7 edge、Xperia X Performanceと並ぶ最高得点の88点が付けられています。
HTC One A9が78点、HTC One M9が69点なので、HTC 10のカメラがHTC史上最強というのは間違いではないですね。

HTC 10で撮影した写真を紹介します。
解像度は16:9(9MP)に設定し、その他はデフォルトのままで撮影しました。
(画像をタップすると拡大して見ることができます)






手軽に綺麗な写真が撮れます。

通常モードの他にも様々な撮影モードが搭載されています。





カメラ性能とは関係ないのですが、カメラを起動させると強制的に画面輝度が最高になり、なおかつカメラを終了して元の画面輝度に戻るまで約5秒ぐらいかかるのが気になります。シチュエーションによっては明るすぎて使い辛いんですよね。
設定を変えれると良いのですが、どうやら変えられないみたいです。

因みにカメラのシャッター音は無音にすることができます。スクリーンショット音はできません…

4.指紋認証

指紋センサーは、画面下部のホームボタンに搭載されています。
GalaxyやXperiaと違ってボタンを押す必要が無く、事前に登録した指を置くだけで解除ができます。
楕円形のボタンデザインは良いとは言えませんが、机に置いたまま確認したりすることが多いので、背面や側面にあるよりも使い勝手は良いと感じています。

Xperia X Performanceと比べると、解除スピードは同等で認証精度はやや劣る印象です。

5.オーディオ

本体のスピーカーは、高音部を出力するツイーターと低音部を出力するウーファーで構成されてます。音量を最大にしても音割れはせず、耳を劈くような鳴り方もしないので聴き心地は良いです。

イヤホンで聴く場合は、質問に答えるだけで自分の耳にあった設定を自動でしてくれる機能が使えて手軽に今より良い音で聴けるかもしれません。

ハイレゾ再生に対応していて更にはハイレゾ対応イヤホンが同梱されているので、ハイレゾ環境が無い方も直ぐにハイレゾを楽しむことができます。(ハイレゾ音声で動画撮影も可)

唯一不満を挙げるとすれば、音楽プレイヤーアプリがGoogle Play Musicになってしまったこと。個人的にGoogle Play Musicは使い辛くて好みではないのもあり、オーディオ機能を売りにするならアプリにもこだわって欲しかったです。

6.バッテリー持ち

バッテリー容量3,000mAhと端末サイズとしては標準的です。

  • ブラウジング約30分
  • SNS約1時間
  • 音楽再生約1時間
  • 動画再生約10分
  • 読書約5分
1日上記のような使い方をして大体30~40%ぐらいは残っています。この使い方で1日持てば個人的には十分なのでバッテリー持ちには不満は無いです。
ポケモンGoをやれば勿論すぐに無くなっちゃうので、モバイルバッテリーは必須です!

7.通信環境について

私はdocomo系MVNOのSIMカードで主に名古屋市内で使用していますが、繋がりにくいといったことは特にありません。
名古屋市内だと、4Gアイコンに"+"が付いていることが多いです。(キャリアアグリゲーション電波を掴んでる?)

HTC 10(台湾版)の対応バンド
1/3/5/7/8/20/28/32/38/40/41

端末を購入する時は、Band1,3を掴むならOKとしています。

8.まとめ

Butterflyシリーズと比べてどちらかというとマニアックな外観デザインでとっつきにくいかもしれませんが、どの機能も満足のいくレベルで使いやすい機種に仕上がっていてオススメです。

こちらの記事は、初期セットアップ時に設定しておきたいことなどをまとめています。
【HTC 10】初期状態レビューと初めに設定しておきたいこと

SIMフリー版は、1ShopMobile、Etoren、Uniqbeで購入することができます。
(カラー、ストレージ容量によっては既に売り切れているものもあります。)

機種選びの参考になれば幸いです。

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