今回は、そのカタログから分かるサービスの内容や感じたことをご紹介します。
郵便局でスマホが買えるわけではない
「郵便局でスマホが買える」という表題の記事が出ていたりしますが、実際には郵便局でスマホが買えるわけではなくカタログが置いてあるだけで、カタログに付属したハガキか記載された電話番号から申込書を取り寄せるという所から始まります。お中元やお歳暮と似たような感じですね。スマホが届くまでの流れ
手元にスマホが届くまでの流れをご紹介します。- 申込書を請求(カタログ付属のハガキを投函または専用ダイヤルに電話)
- 申込書が到着
- 注意事項を確認
- 申込書へ記入(4種)※本人確認書類が必要
- 申込書と本人確認書類を投函
- スマホとSIMカードがゆうパックで届く
申し込んでから約1週間で手元に届くそうです。
契約できるサービスは1種類
契約サービスは、音声通話付SIMカード+本体という1種類のみでシンプルです。月々の料金
毎月の支払は以下の通り。月額:2,980円(税抜)
内訳:データ通信代1,600円+端末代1,380円
※通話代は別途発生。(20円/30秒)みおふぉんダイアル利用時は10円/30秒。
※初回月のみ初期費用として別途3,000円(税抜)かかる。
※端末代は24回払いと一括払い32,800円(税抜)が選択可能。
※端末補償オプションに加入した場合は別途月額380円(税抜)かかる。
月々のデータ量
毎月のデータ量は3GBです。端末も1種類のみ
購入できるスマホは富士通の最新SIMフリースマホ防水・防塵、おサイフケータイ(モバイルSuica)、ワンセグ対応なので、初めてスマホを持つ方でも安心して使える端末で良いと思います。
メーカーホームページ
IIJmioホームページ
支払方法はクレジットカードのみ
支払方法は、本人名義のクレジットカードのみです。郵便局と組むのであれば、ゆうちょの口座からの引き落としにも対応するべきでは?と思いました。郵便局経由で購入できるから支払はゆうちょでできるのかなと思っている人も少なからずいるのではないでしょうか。支払方法はカタログの最後のページに小さく書いてあるだけで分かり辛いです。
まとめ
ターゲット層はスマートフォン初心者とシニア世代だそうですが、カタログを見た限り分かりやすいカタログデザインとサービス内容だけど、MVNOサービスをそれなりに知っている人が見ると肝心なことが記載されてなかったりまたは分かり辛いと感じるのではないかと思いました。気になった点
- 支払方法が小さく書いてあり気付きにくい。
- 通信量毎月3GBってどういうこと?どんなことがどれくらいできるの?
- 3GB使い切ってしまったらどうなるの?
- 最低利用期間、解約金の有無が明記されていない。
申込書に記載されているのかもしれませんが、このあたりはカタログに記載があっても良いかと。
また、このサービスの面倒を見てくれるのはあくまでIIJの為、郵便局に駆け込んでもダメです。
もしターゲット層にあたる人が私の周りにいたら、月々の料金が高くてもキャリアとの契約を勧めると思います。
今後、全国の郵便局でサービス開始される頃には改善されると便利で更にMVNOが普及するかも?しれません。
(更新:2016/10/13)
2016/10/21から関東、近畿、北海道の郵便局(7,651局)でも取り扱われることが発表されました。
(更新:2017/2/7)
2017/2/24から全都道府県の郵便局(20,077局)で取り扱われることが発表されました。
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