MVNO 料金プラン

ファンクラブ会費と通信料がセットになった新しいMVNOサービス、f-Phoneについて調べてみました

先月、ファンクラブ会費と通信料がセットになった新しいMVNOサービス、f-Phoneが登場したことを最近知りました。
私が好きなバンド、L'Arc～en～Cielのベーシストであるtetsuyaさんがソロプロジェクトでこのサービスに加わっていた為、気になって少し調べてみたので記事にしてみたいと思います。

目次

  1. f-Phoneの特徴
  2. もしf-Phoneにしたらどれくらいの費用がかかる？
  3. 契約前に注意しておくべき事もある
  4. まとめ

1.f-Phoneの特徴

まずはf-Phoneの特徴をTETSUYA-PHONEを例に見てみたいと思います。

  1. ファンクラブ会員先行予約とプレミアムファンクラブ会員先行予約の両方に申し込める為、チケット当選確率が2倍。
  2. スマートフォンにオリジナルアプリ（通話アプリ、壁紙、目覚まし音）がプリインストール。 （SIMカードのみ購入した場合は、自分でインストールする必要有。）
  3. オリジナルのパッケージ、SIMカード台紙が手に入る。
  4. ライブ会場への入場時や物販購入時に専用レーンを利用でき、スムーズに行動できる。
  5. ファンクラブ会費が無料。（※あくまで通信料に含まれているという意味で）
  6. 通信制限無し。専用通話アプリを利用すれば通話料無料。（アプリ外からの発信、各種有料サービス（ダイヤルQ2、ナビダイヤル等）は通常の30秒19.9円の料金がかかる）
  7. 端末（現段階ではiPhone 6S、iPhone 6s Plusのみ）も同時購入もできる為、自分で別途端末を購入する手間が省ける。
  8. ドコモ端末、またはSIMフリー端末（全ての端末が対応しているとは限りません）があればSIMカードだけ購入して端末にセットすればすぐに使える。f-Phoneのサイトで対応端末が確認出来ます。

2.もしf-Phoneにしたらどれくらいの費用がかかる？

もしf-Phoneにした場合、費用がどれくらいかかるのか気になる所。
ここでは、ドコモユーザーの方がMNPでf-Phoneを契約した場合を例に見てみます。

・初期費用
MNP転出手数料：2,000円
事務手数料：5,000円
通信料（日割り）
ユニバーサルサービス料
消費税

端末を新たに購入する場合は 、上記に加えて端末代が必要。
（iPhone 6S(64GB)をセットで購入した場合、端末代91,400円（税別）を初回に支払うことに。）
2年契約をしている場合、契約満了月の翌月または翌々月以外に解約すると違約金9,500円が発生するので注意が必要。

・2ヶ月目以降
月額料金：4,980円
ユニバーサルサービス料
消費税

※オプション契約（端末保証、留守電サービス、キャッチホンサービス） をしている場合は別途料金が発生。

SIMカードのみ購入した場合は月々約5,000円。
端末（iPhone 6S 64GB）も購入した場合、端末代を2年間の月賦払いに換算すると月々約9,000円支払う想定に。

ドコモでiPhone 6Sを利用している場合の月々の料金はどうでしょうか。
（機種変更でiPhone 6S(64GB)を利用しているユーザーを想定。）

かけホーダイ：2,700円
データMパック（2GB）：3,500円
SPモード：300円
端末代金：4,158円
月々サポート料：-2,295円
ユニバーサル料
消費税

割引サービスやカケホーダイ、データプランによって変動しますが、約9,000円の支払いになります。

f-Phoneの場合、初期費用はそれなりにかかりますが、2ヶ月目以降の料金は約5,000円程度とドコモより安くなります。しかし、iPhoneを同時購入すると、支払額は同額もしくはf-Phoneの方が高くなるので注意が必要です。

3.契約前に注意しておくべき事もある

特典と料金だけ見ると魅力的かもしれませんが、注意するべき点もいくつかあります。

  1. 通信量無制限と謳っているが、通信速度は明確でないので高速通信が利用出来るとは限らない。
  2. 利用回線はドコモだが、契約するのはドコモから通信網を借りているMVNO事業者の為、端末の調子が悪くなったりしてドコモショップに駆け込んでも対応して貰えない。
  3. キャリアメールアドレスは利用できない。Gmailなどフリーメールに切り替える必要有り。
  4. LINEで年齢認証出来ない為、ID検索が利用できない。
  5. iPhoneを同時購入すると、支払額がキャリアと変わらないのでお得感はあまりない。
  6. 同時購入出来るiPhone 6S、iPhone 6S Plusは、SIMフリーモデルではなくドコモ版の未使用品。
  7. SoftBank、au版のiPhoneをそのまま利用したい場合は、SIMロック解除を行う必要有。（購入日から180日以上経過している必要有。）
契約後に気付くと面倒なので注意して下さい。

4.まとめ

今回紹介したf-Phoneは、他のMVNOサービスみたいに月々の料金を節約する為というよりは付加価値を楽しむものだと思いますので、サービスに魅力を感じた方にとっては良いサービスかもしれません。

今後、Androidスマートフォンやタブレット等もラインナップに含まれる予定みたいです。
アーティスト特別仕様モデルが購入出来るようになったら更に魅力的になりそうですね。
また、今後参加アーティストが続々増えるみたいです。（HYDEさんも加わるかもという噂が…！）

（追記）
7/6、hydeさん(ラルク、VAMPS)モデルのHyde Phoneが発表されました。
月額4,980円で通話／通信サービス、HYDEオフィシャルモバイルサイト『HYDERoom』の会員特典とf-Phoneオリジナル特典が受けられます。（HYDERoomの会費込みです。）

f-Phoneオリジナル特典（Hyde Radio、スマホコンテンツ、SIMカード台紙、パッケージ）
デザインがカッコイイので、パッケージとSIMカード台紙だけ欲しい…

検討している方の参考になれば幸いです。

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